「整体が痛いもの? ボキボキするもの?」
あなたは整体にどんなイメージを持っていますか?
私は世の中の整体のイメージが完全に偏っている気がします。
一番、ひどい場合だと、マッサージの延長で揉み解しをするものだという解釈です。
これは質の悪い無資格の整体院でマッサージをするのが原因でしょう。
これが一番多いと思いますが、いわゆるボキボキするような激しく痛いものですね。
そして、整体は腰痛など痛みが出てしまった怪我の状態で受けるもので。身体の疲れや肩こりはマッサージに行くものという間違いです。
まず、整体は痛いものでも激しいものが主流ではありません。それよりも現代ではよりソフトで身体に負担がない施術がメインです。
整体の基本施術は、
撫でる、揺らす、触れる、さする、圧する、引く、とどめる、回転などを組み合わせて「手技」で行うもので、ソフトな刺激で行うものです。
決して激しく痛いものではありません。
そして、以前にも書きましたが、「未病」という段階から整体で改善していくものなんです。
未病とは、肩こり、腰痛といったはっきり症状が出てしまう前の潜伏状態です。
疲れが溜まっている、疲れやすい、身体が怠いなど、その状態でマッサージに行くのではなく、整体で身体を整える必要があるのです。
マッサージは身体に異常、症状がない状態でリラックス効果を得るために受けるものです。それもソフトな刺激に限ります。
そうすれば、ストレス低減、免疫力アップなど素晴らしい効果が望めます。
いわば、ぜいたく品であり、症状の改善で使うものではありません。
整体は必須のもので、マッサージはぜいたく品という位置づけが正しいと思います。
どうですか?
あなたのイメージとズレていました?
これからは正しい知識を元に正しい使い分けをし、身体を労わってあげてください。
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