「休みだからって寝ダメしてませんか?」
普段から残業でろくに寝れないということで、休みの日くらいゆっくり寝ていたいという人も多いでしょう。
しかし、10時間も超えるような長い睡眠を取ると身体に悪影響が出る場合があります。
良くあるのが、頭痛ですね。
休養を長くとったのに、頭痛が起きるのは不思議ですね。
実は寝すぎによる頭痛には二種類あります。
片頭痛は良く聞くと思いますが、もう一つは緊張性頭痛です。
片頭痛は耳の上の方の側頭部が痛むことが多く、ズキンと響くような拍動性の痛みが走るのが特徴です。
これは寝すぎたために副交感神経が活発になりすぎ、頭の血管が広がって神経を刺激するために起こる痛みです。
逆に緊張性頭痛の特徴はギューっと締め付けられるような痛みです。これは姿勢が悪い状態で長時間寝ていたために起こるもので、首肩の血行不良が原因です。つまり肩こり、首のこりですね。
片頭痛の解消法は、頭部の血管を収縮させればいいので、首の後ろを冷やします。
逆に緊張性頭痛は凝り固まっている首や肩をほぐす必要があるので、運動、入浴、マッサージ、鍼など血行を良くする対処法になります。
ちなみに緊張性頭痛は寝ているときに限らず、デスクワークなど悪い姿勢で長時間いることでもおきるので、こまめに休憩をとりストレッチなど血行を良くしてください。
とくにパソコン作業は指や前腕にも負担がかかっているのでしっかりほぐして休ませる必要があります。実はデスクワークの肩こりは指や前腕から来ていることが多いかです。
話しは少しずれましたが、休日は寝ダメをするよりも運動をした方が身体の疲労はしっかり取れると思います。また寝ダメは自律神経も乱れる原因になるので、良いことはなさそうです。
ちなみに余談ですが、7~8時間が良いと言われていて、長くても短くても、寿命が短いという研究結果が出ていた気がします。
この記事へのコメントはありません。