「あなたは身体のサインを無視していませんか?」
さて東洋医学で言うところの「未病」って聞いたことありませんか?
確か、養命酒のCMで聞いたことある人が多いかもしれませんね。
この未病というのは決して病気ではないので大丈夫という意味ではありません。
痛みなどのはっきりした症状がでる前の潜伏状態を差します。
ちなみに症状のステージを表すと・・・
疲れ、違和感 → だるい、重い → コリやハリ → 痛み → 痺れ → 麻痺
こんな感じになり、麻痺までくると重症と言えます。
ここでいう、疲れや、違和感というのが未病という状態を差します。
何故か、痛みの症状じゃないと整体を受けるという選択肢にはならないようで、疲れやだるさだとリラクゼーションで揉み解しを受けるという考えになるようです。
疲れやすいからだというのは歪んだ骨格から起きます。当然、そのような状態は内臓機能の低下も引き起こしています。
つまり疲れやだるさはリラクゼーションでは改善されないのです。
疲れやすい身体にしている原因は何か?
この原因を特定し、改善していく為に整体があります。
疲れたからマッサージで揉み解してもらうのではなく、まずは疲れづらい身体を作っていく方がよっぽど効率がいいのです。
ちなみにリラクゼーションなどのマッサージがだめというわけではありません。
症状が出ている状態での揉み解しはいけませんが、そうでないときのソフトな刺激によるマッサージはストレス低減、免疫力アップなど、多くの効果が認められています。
症状を改善するためにリラクゼーション、マッサージを利用するのではなく、精神疲労を取り除く、癒しを得たいときに使うのが正しい目的です。
くれぐれも「イタ気持ちいい」を感じる強い刺激はダメです。
正にマッサージも用法容量を守って使用するものですね。
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